鹿児島市の歯科健診とは?
2020.10.05
カテゴリー: 院長日記
鹿児島市の歯科健診とは?
鹿児島県鹿児島市谷山中央5丁目10-2
谷山ファミリー歯科クリニック 歯科医師 院長 永田紳吾
https://www.taniyama-family.com
□鹿児島市の乳幼児の歯科健診とは
鹿児島市の乳幼児の歯科健診には1歳児歯科健診、1歳6カ月歯科健診、
2歳児フッ化物歯面塗布、2歳6カ月児フッ化物歯面塗布、3歳児歯科健診、就学前フッ化物歯面塗布、小学一年生フッ化物塗布と充実しています。
1歳6カ月歯科健診、3歳児歯科健診は保健センターで行われますが、そのほかは、鹿児島市内の協力歯科医院で行われています。
わたくしども、協力歯科医院で受診することになる2歳児フッ化物歯面塗布、2歳6カ月フッ化物歯面塗布、就学前フッ化物歯面塗布、小学一年フッ化物歯面塗布の4回はフッ化物歯面塗布ができます。
歯科医院でのフッ化物歯面塗布のフッ化物濃度は、歯磨剤に含まれているフッ化物濃度よりはるかに高く、3カ月~4ヵ月ごとに塗布すると、う蝕(むし歯)予防効果があると言われています。
□フッ化物歯面塗布だけでう蝕(むし歯)は予防できません。
3カ月~4ヵ月ごとのフッ化物歯面塗布は、確かにむし歯抑制効果がありますが、それだけでは不十分です。
気をつけていただきたいのは、おやつやジュースを時間を決めずにだらだらと摂らないことです。
また、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはむし歯の原因となるミュータンス菌は存在しません。このミュータンス菌はお母さま、お父さまの食べ物の口移しや、
お箸・スプーンの共有によって伝播すると言われているので、このことにも注意が必要です。
お母さま・お父さまがご自身の口腔内をしっかりとケアしていることも、子どものむし歯を抑制するのに重要です。
高濃度のフッ化物歯面塗布は歯科医院でしかできませんが、歯磨剤に含まれる低濃度のフッ化物の使用もむし歯の予防に大切です。
□むし歯だけでなく、歯ぐきや歯並びの確認を
歯科医院では、むし歯になっていないかの確認だけでなく、お口の中全体をみます。
口腔粘膜・歯ぐきに異常はないか、舌はどうか、歯並びはどうか、などです。
もちろん、仕上げみがきのアドバイスや、むし歯予防のアドバイスも行います。
2歳児フッ化物歯面塗布、2歳6カ月児フッ化物歯面塗布、就学前フッ化物歯面塗布、
小学一年フッ化物歯面塗布だけでなく、3ヵ月ごとのフッ化物歯面塗布を歯科医院で受けることによって、むし歯を予防し、歯科医院を身近に感じてもらえればうれしいです。
鹿児島県鹿児島市谷山中央5丁目10-2
谷山ファミリー歯科クリニック 歯科医師 院長 永田紳吾