歯医者における新型コロナウイルス感染症対策について
2020.03.10
カテゴリー: 院長日記
鹿児島市谷山中央にある谷山ファミリー歯科クリニックの永田です。
人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。
谷山ファミリー歯科クリニックでは、新型コロナウイルス感染症対策として、石鹸による手洗い・手指消毒アルコールによる消毒の励行、適度な湿度(50~60%)の維持、こまめな換気を行うことと、スタッフ、患者様、みなさまを守るために、玄関と診療室に次亜塩素酸水の加湿器、待合室には空気清浄機を設置しております。また、診療室では「エピオスエコシステム」を採用し、診療台からでるうがい用の水、タービン・エンジンからでる水、器具洗浄の際の水に次亜塩素酸水を使用し、安心・安全の歯科診療を行っております。
次亜塩素酸とは人の体内でも生産されるもので、厚生労働省は次亜塩素酸水を「次亜塩素酸ナトリウムとの同義性」と説明すると共に、細菌やウイルスに対して殺菌効果のある除菌水(食品添加物)として定めています。
谷山ファミリー歯科クリニックは、これからも安心・安全の歯科診療を皆様に提供すべく、職員一丸となって、感染予防に取り組んでまいります。