8020運動

2013.03.27

 8020(はちまるにいまる)運動とは
「80歳になっても、20本以上の歯を保とう!」という運動です。
これまでの研究結果から、少なくとも20本の歯があれば、
ほとんどのものをしっかり噛んで食べられることが分かっています。
多くの歯を残していくことによって、高齢になってもおいしく食べて、
楽しく話せることから、毎日を明るく健康に過ごすことができると
考えられています。
8020運動は平成元年から、現在の厚生労働省と日本歯科医師会が
中心となりすすめてきたもので、歯を失う最大の原因となる歯周病の予防啓発、
正しい歯磨きの指導、歯間清掃用具の使用の推奨といった活動を進めています。
現在では「8020」の達成者は、38%を超え、80歳での平均残存歯数も
5.9本から13.9本まで増えてきています。
(「平成23年歯科疾患実態調査」より)
「8020」を達成するためには、大人はもちろん、子どもの頃からの正しい
食生活や歯磨きなどの習慣がとても重要です。
谷山ファミリー歯科クリニックでは、「8020」を達成し、いつまでもおいしく
お食事ができ、健康で長生きできるように、歯周病の予防啓発活動・
ブラッシングの確認に力をいれています。
なお、「8020」は、社会全体または集団としての目標を示したものですが、
個別の医療における目標ではありません。自分の歯を20本残したほうが
良い場合もあれば、そうでない場合もあります。また、義歯により、
ある程度の咀嚼の回復は可能です。義歯でも、きちんと噛めている方は
健康状態が高いという調査結果もあります。  

gn-20120606-08[1]

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