仕上げ磨きはいつまですべきか?
2013.02.17
「仕上げ磨きはいつまでしたらいいですか?」とよく聞かれます。
仕上げ磨きをしなければならない時期に決まりはないですが、
絶対に仕上げ磨きを続けてほしい時期があります。
それは、一番奥の乳歯のさらに奥から「6歳臼歯」が生えてくる時期です。年齢でいうと5~7歳くらいにあたります。
一番奥なので歯ブラシが届きにくく、歯ぐきを突き破って生えてくるので途中の時期は半分歯ぐきに隠れて、汚れが残りやすいのです。
また生えたての歯は未熟でやわらかいので、むし歯になりやすいです。
これから長くお付き合いしていく歯なので、生えてきてすぐにむし歯にしてしまうのはもったいないです。年をとってからも自分の歯で噛めるように、是非この時期は仕上げ磨きをやめていた方もまた始めてあげてください。
上下の6歳臼歯が生え始めて、きっちりとかみあうまで1年半近くかかります。
ですから、8~9歳までは少なくとも仕上げ磨きをおすすめしています。
ただこのくらいの年齢は色々と忙しくなり、歯磨きも手抜きになりがちです。
たまにお口の中のチェックをしてあげてください。
さらに、むし歯予防のためには、1年に3~4回歯科医院での歯磨きの確認と、
フッ素塗布を行うことをおすすめします。
(上の写真は子どもに歯磨きをしてもらっている私です。我が家では
仕上げ磨きごっこを楽しんでいます。)